先日お知らせした「おとなかいぎ」、2日間行われたうち、4月11日に安養寺で行われた回に行ってきました。
19時に集まり、まずは安養寺さん(インスタグラム)のご好意で精進料理をいただきました。こちらについては後述します。お腹いっぱいになったところで、本題の「おとなかいぎ」が始まりました。
おとなかいぎ
「居場所づくりについてフランクにおしゃべりする」という初めての取り組みでしたが、主催者を含めて20人ほどが集まりました。「こんなに来てくださるなんて……」と主催者の皆さんも本当に嬉しそうにされていました。
今回のテーマは「まずは想いある方々が顔を合わせてみよう!」ということで、ひとりひとりの自己紹介から始まりました。すでに居場所づくりに関して何らかの行動を始めている方が多かったからか、「何をしているか」「居場所づくりについて思っていること」など、皆さんアツいアツい。時折質問が飛んだりして、なんと自己紹介だけで1時間が過ぎ去ってしまいました。「同じような思いを抱えている味方がこんなに身近に、こんなにたくさんいたんだ、と嬉しくなった」とおっしゃる方も多く、この言葉こそ今回の「おとなかいぎ」が大成功だった証のように思います。また、会議が終了した後も名残惜しそうに話し込まれる方もたくさんいらっしゃいました。
年齢や職業、立場など個々人の属性はさまざまですが、皆さんお話に力があり、印象的な言葉に数多く出合いました。お話を聞く中で強く感じたのが子どもは大人をよく見ているということ。大人が楽しそうに生きていなければ、子どもたちには「大人って楽しくないんだな」とインプットされてしまいます。そんな状態で夢や希望を抱くのは、なかなか難しいことではないでしょうか。
「子どもたちの大人の友達になりたい」との言葉に、確かに私自身には友達になってくれる大人がたくさんいたことを思い出しました。子ども・大人に関わらず、多世代で交流したり、何かを体験したり、おもしろい人に出会ったり、そういったことができればどんなに楽しいことでしょう。
飯田や高森のマンパワーが低下している、以前は居場所になっていた自治会がその役割を果たせなくなってきている、などの声もありました。これもまた、大人の居場所がなくなりその皺寄せが子どもに行っている原因のひとつではないかと感じました。
終わった直後からさっそく「ぜひ次回を!」と求める声がありました。C.C.Network minamiさんやおてこの会さんのインスタグラムでも当日の様子がシェアされていますので、ぜひご覧ください。
精進料理
安養寺さんのご好意で、精進料理を体験させてもらいました。合掌と礼拝から始まり、ご住職が2日かけてお一人で準備してくださったというお料理はどれも美しく、また美味しいものばかり。本来修行道場であれば沢庵を噛む音すら咎められるほど静かに食事しなくてはいけないそうですが、「これは何?」「おいしい!」など話しながら賑やかに過ごすことができました。またご住職が教えてくださるお作法や修行道場時代のお話などもとても興味深く、意義深い時間となりました。



第2回おとなかいぎ開催!
そして、前回終わってすぐに求められていた第2回がさっそく6月に開催です!前回参加した方も、機を逃しちゃった!という方も、皆さまぜひぜひご参加を!高森町のキャッチフレーズ「なりたいあなたに会える町」の実現の一歩かもしれませんよ。
日時:6月6日 19~21時
場所:安養寺
