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高森町の議員さんってどんな人?~第9回高森町まちづくりを語る会に行ってきました~

先日ご紹介した第9回まちづくりを語る会(8月23日開催)に行ってきました!

今回のテーマは、先日無投票で終わった町議会議員選挙で選ばれた議員さんたちに公約などを聞くこと。

本来であれば選挙戦で、各候補者が何を思って立候補したのか町議になって何がしたいのか、といった思いを聞き、じっくり吟味して投票することができます。しかし今回は選挙にならなかったために、町民は選ぶことはもちろん話を聞くこともできていません。町の広報にも決意や公約は掲載されますが、やはり直に話を聞く機会が必要では?という考えから開催されました。

女性も若い人もいる!

高森町でこういった会というと、年齢層高め、男性ばかり……な印象が強いと思います。実際今まで私も参加してみて疎外感を覚えることがありました。が!今回は女性が全体の1/3ほどおり、若い人もちらほらと……。若い町議や女性の町議が増えたことが影響しているのかもしれませんね。

最後に発表された参加人数は59人でした。目標人数は100人だったそうですが、さすがにそれには届きませんでした。残念ながら託児利用者もいなかったとのことです。

私個人としては、中学生や高校生の参加者もあっていいのではないかと思いました。自分が住む町について、選挙権があろうがなかろうが、何かしら困りごとや感じていることはあると思うからです。

議員の思いそれぞれ

今回参加された議員は11人。3人が欠席です。一人一人じっくりお話を聞くととても時間が足りないので、1人5分を持ち時間として話をしてもらいました。

広報高森「あったかもり」令和7年8月号の8~9ページが大元の資料です。各議員の公約や決意が簡潔にまとまっています。

基本的には広報に書かれている通りの内容をお話くださったのですが、やはり直接聞くとより注力したいと思っている箇所がわかりやすいように感じました。書ききれない思いはもちろん、話がより具体的で、まちづくりを語る会がこの場を設けたかった理由がとてもよくわかりました。

11人いれば考えはさまざま。農業や子育て、災害、福祉医療など方向はそれぞれ違いますが、全員が「高森町をいい町にしたい」と思って立候補したことはよくわかりました。

その後、質疑応答やフリートークへ。「無投票で心配していたが、充分町を託せる人たちだと思った。頑張ってほしい」という激励の声や、農業や子育てについて議員の考えを問われたり要望を寄せられたりと、発言を求める人が後を絶ちませんでした。女性の参加者が多かったからか内容も多岐にわたり、改めて偏らない幅の広さが大事だと実感しました。

語る会公式インスタグラムで意見や感想がまとめられています。高森町まちづくりを語る会(@takamori.katarukai) • Instagram写真と動画

「声なき声」を聞く

個人的に印象的だったのは、議員・参加者ともに「『声なき声』を聞く」というキーワードを挙げる人が多かったことです。こういった集まりに出て、直接意見を言える人、つまり声を出せる人はそう多くありません。その陰にいる、例えば子どもや障害を持つ方たち、立場として差しさわりがある方など、さまざまな事情で声を出したくても出せない人たちの思いをすくい上げてほしい/すくい上げたいという気持ちを感じました。

これからの4年間を見ていこう

議員の任期は4年。長くも短くもあるこの期間で、できるかぎりの仕事をしていただきたいと思います。そのためには町民側も無関心でいるのではなく、きちんと議員を見ていくことが必要ではないでしょうか。なかなか縁遠く感じる議会ですが、議会だより – 長野県高森町は議会で話し合われたことがよくまとまっていて、わかりやすいです。

高森町は議会議員選挙も町長選も無投票が続いているので、次回こそはきちんと選挙になってくれるといいなと願っています。町長選は年明け1月18日に予定されています。

「高森町まちづくりを語る会」懇談会に参加してきました―長野県高森町― | あったかキッズ

町民と議会の懇談会に参加してきました~長野県高森町~ | あったかキッズ

柿丸

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