夏休みも終わり、だんだんと秋の気配を感じるようになってきました。といっても、どうやら残暑は厳しそうな気配。そんな時はお花を眺めて癒されませんか?
南信州の素敵な花スポットを巡る「南信州花紀行」、今回は豊丘村にある「豊丘ダリア園」を訪ねました。
多種多様、ダリアの世界
ダリアといえば、大振りで華やかな存在感のある花という印象がありませんか。「天竺牡丹」という和名の通り、牡丹のような咲き方を思い浮かべる方も多いはず。でも実はダリアって、バラに匹敵するくらいたくさん品種があるんです。
豊丘ダリア園では、なんと200種類のダリアが育てられています。大きさや形、咲き方、花色。「ダリアってこんなにいろいろあるんだ!」とびっくりすること間違いなし。ひとつひとつ見比べて、お気に入りの品種を見つけるのも楽しそうです。
ちなみに、私が特に心惹かれたのは、画像の「コサージュ」という品種。小ぶりで作り物のような質感が、まさに名前の通り胸元につけたくなる可愛さです。
見頃は9月から10月にかけて
8月下旬でもしっかり咲いていましたが、見頃を迎えるのはちょうどこれから。まだ咲いていない品種もたくさんあったので、何度通っても毎回異なる姿を見せてくれそうですよ。
ダリアは暑さに弱く、朝のほうがより美しく見られるということなので、8時~9時頃に行くのがいいかもしれません。
豊丘ダリア園
開園時間:8時~17時
協力金:大人200円、小人無料(駐車場横に木箱があります)
※園内は基本無人です
※摘み取りはできません
高森町からは車で15分かからない程度です。明神橋を渡ってまっすぐ、「田村」の交差点を直進したらすぐに「りんご園」という案内看板があるので、それを目印に左折します。そのまま道なりに進み、伊那南部農道との合流点すぐ手前、右側にあります。少しカーブや坂はきついですが、きっちり2車線確保された道なので、あまり心配はいりません。
駐車場は5台分ほどあります。