年々増加している不登校の子どもたち、長野県高森町でもたびたび議題に上がる話題です。
不登校の時期を経験した子どもたちがどんな成長を遂げているのか、そこに注目して制作されたドキュメンタリー映画「自立への道 ~不登校が呼び覚ますもの~」が高森町と中川村で上映されることになりました。
そこで、この上映会を主催する”やどりぎのたね”さんから話をお聞きしました。
”やどりぎのたね”とは
やどりぎのたねプロジェクト
「千の惠み」による個人プロジェクト。教育・子育ち・不登校・発達特性・HSP/HSC・居場所・フリースクール・ホームスクール・多様な学び・アドラー心理学に関心を持ち、南信州を拠点に、日本中や世界に目を向けながら、自分がやりたいこと&できることで活動中。個育ち応援中♪Mottoは、知覚動考!
一昨年、昨年と、飯田市・下條村・松川町で「自立への道」の上映会をしてきたやどりぎのたねさん。
高森町に引っ越してきた縁や、南信州で不登校関係の活動をする中で、高森町の不登校親の会かいじゅうの会のみなさん、おてこの会のみなさんとつながり、一緒に何かできることはないかと思い、今回の上映会を企画したそうです。
上映に向けた想い
「自立への道 ~不登校が呼び覚ますもの~」上映に向けた想いをお聞きしました。
私自身が不登校経験をもつ子どもたちの親であり、不登校についてのいろいろな学びの中でこの映画に出会いました。
そして私自身が「学校とは何か?」「学びとは何か?」という問いを突き付けられ、親がどう子どもに向き合えばいいのか?のヒントを得ることができ、親子関係が変わっていくきっかけになりました。
大多数の親や大人が、学校以外の道を知らないから不登校になると不安になる。
それなら、その道を歩いた人についてインタビュー映像を通して知ってみる、そして当事者だった彼らの声を聞いてみる、という経験をぜひしてほしいと思います。
特に映画の最後の次回予告パートは必見です。
大人として考えさせられます。
当事者の方はもちろん、「今の日本の学校教育は何かおかしい」と感じている方々にも、ご自身の価値観のアップデートに、上映会にきていただけたら嬉しいです。
高森町の方はもちろん、高森町近隣の、不登校になったその先の未来に不安を感じているお子さんや親御さん、ご家族の方、また、不登校関係の支援をされている方々に特に観ていただきたい作品だそうです。
私の子どもも学校に行きたくない時期を経験しました。
その時私は、子どもに無理をさせたくない気持ちがある反面、学校には行ってほしい気持ちもあって、毎日のように電話で担任の先生と話したり、高森町のこども家庭総合支援室を訪ねたり、不安で頭がいっぱいでした。
まだこの映画の予告動画を見ただけですが、不登校というのはいくつかある選択肢の一つで、それが必ずしもマイナスではないのでは?と考え方が変わる予感がしています。
上映会は、当日受付もあるそうですが、できるだけ事前申し込みをお願いいたします。
事前申し込みは、下のフォームからお願いいたします。
「自立への道」上映会
~不登校が呼び覚ますもの~
2024年12月8日(日)
- 参加費:大人 1000円
高校生以下 無料
- 事前申し込み
- 申し込みフォーム
- ↑グーグルフォームからお願いします。
高森会場
- 【午前の部】10:00 ~ 12:00
- 会 場:あさぎりの郷内「杉の木ホール」
高森町吉田481-1 - ※託児あります、お問い合わせください。
- 会 場:あさぎりの郷内「杉の木ホール」
中川会場
- 【午後の部】14:00 ~ 17:00
- 会 場:「大きな玄関」
- 中川村片桐3230-3
- ※上映会終了後、監督種蒔夫さんとのトークセッションあります。
- 主 催
- やどりぎのたね
- かいじゅうの会
- 大きな玄関
- 問い合わせ先
- やどりぎのたね
- E-mail:yadoriginotane.hoyoseed@gmail.com (土屋)
同日、会場を変えて2回上映です。
【午前の部】高森会場は託児あり【午後の部】中川会場はカフェの営業と上映会終了後、監督とのトークセッションが行われます。
興味のある方はぜひこの機会に、参加してみてはいかがでしょうか?