高森町や南信州地域のさくらマップには載っているのに、実はどこにあるのかイマイチ知られていない、知る人ぞ知る名木。それが山吹の「安藤家のエドヒガン」です。

丸山公園を越え、農道を北へ進んでいくと右手の畑の奥に堂々とした枝ぶりの大きな桜が現れます。樹齢は推定300年以上。安藤家の氏神だそうです。どっしりとした幹が力強さを感じさせる名木ですが、存在感は穏やかで、満開の姿は「優美」という言葉がよく似合います。
祠とともに撮ると中央アルプスをバックに、農道側から後ろ姿を撮ると南アルプスをバックに、と一本で雰囲気の違う一枚が期待できるのもこの桜のおもしろさ。そのためか、朝8時ごろに写真を撮りに出かけ15分ほど眺めていた間に、10人ほどがカメラを持ってやってきていました。
駐車場はありません。道も狭いので、近くにある丸山公園の駐車場に停めて歩いていくのがオススメ。平坦な道をまっすぐ徒歩10分ほどです。塩澤工芸を目指していくとわかりやすいです。途中から歩道が狭くなるので、お子さん連れの場合は十分気を付けてください。
氏神様の桜であり、果樹園や畑の傍らにあるので、マナーを守って観賞しましょう。
開花情報は更新され次第お知らせします。

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