平安時代の天永3年(1112年)に創建された瑠璃寺。古刹としてだけでなく、桜と獅子舞のお寺としても有名です。
桜

しだれ桜
源頼朝が手ずから植えたと伝わる一本で、現在4代目。不思議なことに、枯れては根元から新芽が出るという。
鐘撞き堂の桜
こちらも源頼朝お手植えと伝わる一本。天気がいいと南アルプスがくっきり見えるので、フォトスポットとしても人気がある。


参道の桜
本堂へと向かう参道。満開になると、まるで桜のトンネルのよう。
「大島山の獅子舞」の際には、この参道を獅子たちが練り歩く。
今回ご紹介した以外にも瑠璃寺にはたくさんの桜があり、私たちを出迎えてくれます。
獅子舞
瑠璃寺でもうひとつ忘れてはならないのが「大島山の獅子舞」。伊那谷に特徴的な「屋台獅子」の発祥で、長野県の無形民俗文化財に指定されています。高森町で活躍する人々を紹介する高森人図鑑ホームページで昨年の獅子舞の様子や、実行委員について記載されているので、詳しくはそちらをご覧ください。
令和7年度 大島山の獅子舞(瑠璃寺春季祭典)
宵祭 4月12日(土)18:00
本祭 4月13日(日)13:00
※13日は、薬師猫神様縁日も同時開催されます。(9時~15時)詳しくはインスタグラムをご覧ください。
また、EXPO2025大阪・関西万博では、南信州の伝統芸能を代表して7月13日(日)に、高森町の「大島山の獅子舞」、阿南町の「和合の念仏踊り」、阿智村の「清内路花火」、飯田市の「遠山の霜月祭り」が上演されるとのことです。
地域の集いの場
薬師猫神様縁日などのイベントが境内で開催されたり、敷地内にある瑠璃の里会館でセミナーが開かれたり、と地域の人々の集いの場としても親しまれています。
昨年に続き、今年も「大島山の獅子舞」に合わせて薬師猫神様縁日が行われるので、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
参道横に10台弱の駐車場があるほか、裏手の大島山公民館の駐車場にも停めることができます。
開花情報などは、更新され次第お知らせします。
