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古代のロマンを求めて~東山道プロジェクト~ NecchuRing2023

「東山道は高森町のどこを通っていたのか?」

こんな話題から、NecchuRingの東山道プロジェクトは始まりました。

東山道とは、奈良時代に畿内(現在の奈良県)から東北の多賀城を最短距離で繋いでいた官道で、戦国時代後期までは形を変えながらもよく使われていたそうです。高森町内も通っていたはずなのですが、高森町のどこにその道があったのかはわかっていません。これぞ古代のロマン!ということで、調べてみることにしました。

阿智園原・はゝき木館

7月、東山道のことを知るために、東山道屈指の難所・神坂峠がある阿智村を訪ねました。「東山道・園原ビジターセンター はゝき木館」はその名の通り、東山道について知るにはうってつけの施設です。
事前予約をして一時間ほどの講義を受け、普段はなかなか見ることのできない資料なども見せていただけました。神坂峠まで上がるのはきちんと装備を整える必要があるので、その日は神坂神社・帚木(ははきぎ)・滝見台を回り、東山道の雰囲気の一片を味わいました。特に帚木は思っていたよりもずっと山の中にあり、周りも木に覆われていてびっくり。しかし滝見台へ向かうと見える景色が里へと変貌。園原は神坂峠を越えて最初の人里なので、古代の人たちも里を見てホッとしたのではないかと想像しました。

神坂神社。写真には写っていないが、ヤマトタケルが座ったという岩がある。
滝見台。願いが叶うかもしれない!?皿投げができる。
滝見台からの風景。古代の人々はここから里を見てホッとしたのかも。

帚木とは?

さて、帚木(ははきぎ)とは?と疑問に思っていらっしゃる方も多いと思います。

帚木は、園原のシンボルであった名木の事です。二又に分かれた幹の先が草箒(コキア)のようであることから帚木と言われました。また、遠くからは識別が容易なのに近づくとたちまちわからなくなってしまうので、人の心のうつろいや迷い、不確かなものの例えとして多くの和歌に詠まれました。2024年の大河ドラマ「光る君へ」で俄かに注目が集まっている源氏物語にも登場しており、二帖目のタイトルはズバリ「帚木」です。光源氏と空蝉のやり取りした恋歌にも園原や帚木といったなじみ深い言葉が出てきます。

帚木は1958年の狩野川台風で折れてしまいましたが、残った幹からひこばえが育っており、命を繋げようとしています。

2023年7月の帚木。
帚木についての碑。

神坂峠登山に挑戦!

この7月の訪問の際、「みんなで神坂峠に登ろう!」という話が出ました。はゝき木館のスタッフさんに、10月にウォーキングイベントがあることを教えてもらい、そのイベントに合わせて体力づくりを始めました。

当日は岐阜県側から急な山道を登り、神坂神社へと降りていきます。なかなか厳しい道のりなので、体力に自信のある希望者だけが参加し、最終的に参加した7人のNecchuRingメンバー全員が無事登り切ることができました。最後は昼神温泉で汗を流し、楽しいイベント参加となりました。中にはこれをきっかけに登山に目覚めた方もいます。

NecchuRingのホームページに詳しいレポートが載っていますので、ぜひご覧ください。また、東山道プロジェクトはこれからも継続予定。2024年も登山をしようか、という話をしています。

NecchuRingについて

NecchuRingは、たかもり熱中小学校の卒業生が集まって地域創生を目的に楽しいことをしようと設立された団体です。自分たちでイベントを企画したり、グラニースミスという品種のりんごを使って新しい特産品を開発したり、と多岐に渡って活動しています。

NecchuRingは決して堅苦しい集まりではありません。参加できる時に興味のあるテーマに参加することが基本です。自分一人ではできないことを力を合わせて実現したいのです。

最近面白かったのはchatGPTの勉強会。ニュースなどでよく聞く言葉でしたが、chatGPTを実際に動かしてみると、怖いものでも、そんなにハードルが高いものではなく楽しいものだということがわかりました。使いようによっては新しい発見に繋がると感じました。

NecchuRingは他にも色々なテーマで活動しているので、ご興味のある方はぜひお気軽にお越しください。

柿丸

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