★はじめ
3月3日女の子の節句『ひな祭り（桃の節句）』
子供の頃、少しずつ寒さが柔らぐ2月中旬、母と一緒にワイワイ言い合いながらひな壇を作りひな人形を飾った。あられや桜餅（道明寺）、ちらし寿司が食べられるのが嬉しかったw
でも何時の頃からか、お内裏様とお雛様だけを床の間に飾り、今では押入れの箱の中…
大人になり縁遠く成ってしまった行事…
大人になってもひな人形を飾ってもいいのかな？ひな祭りを楽しんでもいいのかな？
★『ひな祭り』の由来
中国から伝わった五節句の一つである『上巳（じょうし・じょうみ）の節句（桃の節句）』が由来。
五節句とは：「人日の節句」（七草の節句）「上巳の節句」（桃の節句）「端午の節句」（菖蒲の節句）七夕の節句（笹竹の節句）「重陽の節句」（菊の節句）
旧暦3月3日の上巳は3月初めの「巳の日」とされ、老若男女問わず災いや穢れを払うため水で身体を清めて、宴を催す習わしがありました。
『上巳の節句（桃の節句）』が平安時代ごろの日本に伝わり、紙や土で作った人形（ひとがた）に自分の厄を移し川や海に流す厄払い『流しびな』の風習と結びつき、同じころ貴族の子女の間で流行っていたままごと『ひいな遊び』もまじりあい発展しました。
江戸時代に幕府が五節句を公的な行事に定め、庶民にも人形を飾り女性の幸せ健康を願う、時とともに女の子の幸せ健康を、現代に続く『ひな祭り』に…。
★幾つになっても、楽しみたい
子供に限らず、今だからこそ大人の自分らしい『ひな祭り』をお祝いしてみは？畏まらなくてもいい。日常生活にワンポイントの彩りの形でも。逆に特別感を持たせてみるのも…。
★自分らしい雛人形
自分の雛人形を大切にしまっている方も多いと思う。久しぶりに桃の花を添えてお内裏様とお雛様をリビングに飾ってみては？
または、大人の自分の好み気に入った人形を手に入れてみるのも…。個性のあるモダン・陶器・ガラス・華やかな木目込み・素朴な紙人形など。人形は…ちょっとと思えば、ポスター・タペストリータイプやポスト・カードでワンポイント。スマートフォンの待ち受け画面や壁紙を一日だけ『ひな祭り』バージョンにしてみるのも…
★桃に込められた思い・願い
旧暦3月3日は桃の花が咲く季節。
古代中国では、桃の木（枝）・花には魔除けや厄払いの効果があり、桃の実は「不老長寿の果物」と呼ばれ、食べると長生きすると信じられていました。また、その柔らかな形状から子孫繁栄・無病息災の願いも…
「桃」には幾つもの伝説が、無論日本にも桃太郎のお話などが…
桃の枝・花には魔除け厄払いの力がある。玄関、リビング・ダイニングテーブルに、不思議な力を持つ桃の花を飾ってみては？柔らかな桃色が春らしさを感じさせてくれそう。生花が無理なら、桃色（ピンク色）のマグカップや食器を使ってみる、一日桃色のピアスを身に付けたり、小物を持ち歩くのもるのも…。
★春を感じる「雛パーティー」
子供のころ楽しみだった、ひなあられや桜餅。大人になってもお菓子を食べる時間は、嬉しく幸せなひと時。大人目線で選んでみた和菓子やケーキ、甘酒、ちらし寿司で「雛パーティーは」如何ですか？
