あったかキッズでも以前から取り上げてきた下市田保育園の改修工事。私も近くを通ることが多いのでこの1年間毎日のように気にしていましたが、2月末で無事工事期間を終え、3/8に内覧会が行われました。新しい保育園を見られるまたとない機会ということで早速見学に行ってきましたので、写真とともに新しくなった下市田保育園についてレポートします。写真はすべて拡大できるようになっていますので、じっくり眺めながら内覧会気分を味わってみてくださいね♪
(下市田保育園改修のこれまでの流れについてはこちら↓↓)
外観
保育園全景です。建物の躯体はそのまま生かしての改修だったため、特徴的な三角屋根はそのままに、高森町ならではの柿をイメージさせるオレンジ色が目を引く外観に仕上がっています。






今までは園庭を直接歩いて保育室へ送迎していましたが、主玄関ができ、そこまでの通路も確保されて歩きやすくなっています。歩いてくると、干し柿をイメージしたようなかわいらしいデザインの名標が出迎えてくれます♪
園舎内
【以上児保育室】全体的に明るく、きれい!ホワイトボードが壁にぴったりついている分より広く感じられます。以上児クラスは部屋ごとに壁の色も違っていました。
【未満児保育室】0才児クラスには沐浴室が!1~2才児クラスは回遊できるようにつながっていて、トイレも両側から入れます。
【遊戯室・多目的室】遊戯室のステージは折り畳み式に!調理室の様子もよく見えます。多目的室と遊戯室をつなぐ絵本スペースは隠れ家のようで、子どもたちが喜ぶ姿が目に浮かびますね♪
【その他(トイレ・窓など)】窓も全体的に大きく、外の様子がとてもよく見えます。トイレも明るくなり、ちょっぴり不安な子もきっと抵抗が少なくなるはず…👍



園舎内(ここにも注目!)



①元はテラスだった廊下。天井は改修時に制約がありあまり高さが取れなかったそうですが、代わりに等間隔で掘り込みを入れ、色をつけたり空のデザインを施したりすることで高さと楽しいイメージを出しています。
②遊戯室からは外へ出られるウッドデッキがつき、園舎の裏側を周ってプールへのアクセスがしやすくなりました。
③各保育室の扉にも工夫が!当初はクラスの名前に合わせたデザインを考えていたそうですが、部屋の配置換えを考慮して、どのクラスになってもいいように扉には全クラスのモチーフがデザインされています。設計士さんが直接教えて下さったこだわりポイントです👆
④子どもたちにもわかりやすく、かわいらしいイラストの表示板



かわったところ
①未満児クラスの名称
今まで、未満児クラスは年齢に合わせてつくし0組からつくし2組という名前でしたが、0才児が「つぼみ」、1才児が「つくし」、2才児が「たんぽぽ」という名前に変わるそうです。以上児クラスと同様、それぞれとてもかわいらしいプレートがついていましたよ。
②遊戯室から給食を作る様子が見える!
以前も廊下から調理室が見えてはいましたが、今回の改修で調理室と遊戯室が壁を隔てた隣同士になり、遊戯室から調理の様子がよく見えるようになりました。段を上がってさらに近くでのぞくこともでき、見るとピカピカの調理器具が目に入ります。食育にも活躍しそうなワンコーナーですね!



いかがでしたでしょうか? 旧園舎を知っている身としては懐かしさと少しの寂しさも正直感じています。ですが、きれいに生まれ変わった園舎で子どもたちが楽しく過ごし、笑顔がいっぱいにあふれている姿が想像できて下市田保育園のこれからがますます楽しみになりました。今年度は卒園式を新園舎で行い、本格的に運用が始まるのは4月からだと聞いています。機会があれば、新しくなった下市田保育園にぜひ足を運んでくださいね。
