7月12日~15日まで高森町立図書館横のスペースに、南北小学校6年生118名によるメッセージポスターが展示されていました。期間が短かったので、見ることができたという方はそう多くなかったかもしれません。
これは、毎年8月6日に開催される広島平和記念式典に合わせて高森町が派遣している「平和へのかけはし使節団」が、今年度も広島市へ行けなくなってしまったことを受けて作られたものだそうです。虹をバックに、平和の象徴・ハトが飛んでいます。いくつかのメッセージを覗いてみると、平和を祈る言葉でいっぱいでした。
ポスターはすでに広島市へと送られており、6日に式典の会場である平和記念公園に展示されるそうです。子どもたちの平和を願う気持ちが、広島だけでなく日本中・世界中の人々に届くといいなと願います。
広島へ送る折鶴を作りませんか?
小学生のメッセージポスターだけでなく、私たちにもできることがあります。それは、広島へ送る折鶴を作ること。昨年も同じように町から呼びかけがあり、たくさんの千羽鶴が送られました。ぜひ今年もみんなで鶴を折って、平和への思いを広島に届けませんか?
折紙は手持ちのものを使っていいのですが、教育委員会でも分けていただけるとのことで早速もらいに行ってきました。一生懸命折っている最中です。手先がかなり不器用なのでちょっと不格好な鶴になっていますが、気持ちはたっぷり込めています!
折鶴の募集締切は8月31日、提出先は教育委員会事務局です。詳しくは令和3年度高森町平和推進事業 折鶴作成について/長野県高森町 (nagano-takamori.lg.jp)をご覧ください。
丸山公園平和の丘
「他にも何かできることはないかな?」という方、町内の丸山公園で8月6日午前8時から行われる「平和をつなぐつどい」に参加するのはいかがでしょうか?丸山公園の平和の丘には、被爆アオギリ2世を始めとして広島や長崎から託された樹木が植えられています。その丘に集まって、黙祷と1時間程度の交流会をする予定です。
※昨年広島へ送られた千羽鶴について、また丸山公園の被爆アオギリ2世については、こちらの記事を読んでみてください。
終戦から時が経ち、若い世代は戦争の恐ろしさや平和のありがたさを忘れているだとか知らないだとか言われています。経験者がいなくなっていく今、その記憶を継承し、私たちにとって「平和とは何か?」を考えていくことが大切ではないでしょうか。