子供が1人以上いる方は上の子の赤ちゃん返りに困ったことはないでしょうか。
「今、まさに困っています。」って言うママさんも
これから2人目を考えているママさんに!
赤ちゃん返りとその対応をご紹介します。
赤ちゃん返りとは
赤ちゃん返りとは子供が赤ちゃんの頃のような行動をすることです。
例えば、今まで出来ていた事が、いきなり出来なくなる。
実年齢より幼い行動がをとってしまう事を「赤ちゃん返り」と言います。
代表的な行動
上記でも書いたのですが、「今まで出来たことが出来なくなる」の他にも、こんなのがあります。
・甘えてくる
ママにくっついたり・抱っこをせがむ、etc
・夜泣き
寝かしつけに時間がかかる、夜泣きやおねしょ。
・わがままになる。
自己主張が強くなり「あれが欲しい」「これは嫌だ!」とわがままが酷くなる。
・反抗的で不機嫌
反抗的になり、叩いたり・物を投げるなど乱暴な行動をとる。
家の息子は夜の徘徊でしたね。
家では手が離れるまで夜は旦那が見てくれていたので、分かれて寝ていました。そこで起きたのは長男の夜の徘徊でっした。
長男としては「ママと寝たいけど…弟とも寝たい」って言う事でした。
これを赤ちゃん返りかと言うと微妙ですが…保育園でも「給食の最中に寝る事が多いんですけど…大丈夫ですか?」など、よく聞かれました。
まぁ、理由は上記なんですけどね。
なので長男の行動についっては保育園にも理解してもらい、長男の思う通りにやらせました。
原因
これらの行動は子供のこんな心情から起こっています。
・母親の愛情を独り占めしたい
「ママに甘えたい」「かまって欲しい」という気持ち
・注目や関心を取り戻したい
今まで自分に向けられていら関心が失われたと思い寂しくなってしまう
・環境の変化や精神的ストレス
保育園や幼稚園などの環境の変化やそれに伴う精神的ストレス
これらの自分自身では解決できない思いが赤ちゃん返りと言う形で表に出ています。
赤ちゃん返りをした時の対応「叱るのはNG?」
よく赤ちゃん返りの時は叱ってはいけないみたいな事を言われますが、私としては危ない事ややってはいけない事に関してはしっかり怒らないといけないと思います。
しかし、怒った後そのままにするのではなく、怒った後のフォローが重要です。
「何で、したのか?」「どうして、そう思ったのか?」を子供が落ち着ける場所でゆっくり話すのがいいと思います。
(周りが騒がしくない場所や2人っきりになれる場所など)
興奮している間は何を言っても子供の耳には入って来ません。
気持ちが落ち着いて話が聞ける状態で話さなければ、ただの一方通行でしかありません。
忙しママには大変でしょうが、子供の話を聞いてみてください。
叱る時に言ってはいけない言葉
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから」
この言葉は子供にとって突き放された感覚を与えてしまい逆効果になる事もあるので注意してください。
ですが、使い方によってはお兄ちゃん・お姉ちゃんはやる気をだす言葉でもあるので上手くつい分けてみてください。
我が家でのお兄ちゃんの使い方
「流石、お兄ちゃん」「お兄ちゃん、お願いします。」
「お兄ちゃんなんだから出来おるよね?」(目を見ながらゆっくり聞く。「出来ない」と言っても無理にさせない。出来ない理由を聞く。)
常に「あなたの気持ち理解しているよ」と言う感覚を与える様にお兄ちゃんには接しています。
子供の要求することをしてあげる
子供の要求することをなるべく叶えてあげると、
愛情を感じ寂しさが満たされ安心します。
ですが、要求することを全て叶えるなど、中々出来る事ではありません。なので、ママが一杯一杯にならないようにしないといけません。
そこで、重要なのがパパです。ママが忙しい時にはパパが代わりにやってあげてください。
例え、「ママがいい」と言われてもめげないで、根気ずよく接してください。
子供は簡単に親の心を折る事がありますが耐えてください。いつかきっと報われる日が来ます。
また、要求を叶えるという事は子供とのスキンシップの時間の1つでもあります。
スキンシップの時間を増やす
スキンシップの時間をとる事により「オキシトシン」と言うホルモンが分泌されます。「オキシトシン」は「幸せホルモン」とも呼ばれ、スキンシップをとる事によし親子ともども幸せを感じる事が出来ます。また、子供との絆も深まります。
ですが、中々時間が取れないという時は、下の子の寝ている時や
パパや祖父母の下の子の面倒を10分、20分でいいので見てもらう事をおすすめします。
我が家では夫婦2人で下の子のお世話をする時間を分けて
昼間は私、夜は旦那と分けて手の空いている時は上の子とのスキンシップの時間としていました。
上の子が「イヤ」と言うくらいかまっていました。
赤ちゃん返り中は実年齢より2歳
赤ちゃん返り中は実年齢より2歳下と考えて接するといいかと思います。怒る時も抱っこっをして小さい子を諭すように話すと聞き入れやすくなります。この時に「もぅ、●●歳でしょぅ?」「もぅ、お兄ちゃん(お姉ちゃん)sでしょぅ?」は禁句です。
お手伝いをしてもらう
下の子のお世話や簡単な事を上の子に手伝ってもらい同じ時間を共有するのもいいと思います。
この時に必ず、「ありがとう」「助かったよ」「うれしいよ」など感謝の言葉をかけてあげてください。感謝の気持ちを伝える事で「嬉しい」「必要とされている」と子供ながらに思います。
また、下の子のお世話を手伝う事で「赤ちゃんにはお世話が必要」という事が分かるようになります。
周囲のサポート
これは最も重要なことです。
上記を行うにも周囲の理解やサポートが必要です。
なので、しっかりとパパや祖父母と話し合い、必要なサポート受けれるようにしましょぅ。
まとめ
赤ちゃん返りは子供ながらの不安の表し方です。まだまだ、言葉で不安や寂しさを伝える事が出来ないので態度の出てきます。
これが、「子供のヘルプサイン」だと思い、安心できよう愛情を注いであげましょう。
子供にとっては1番はやはりママです。
ですが、ママも一人の人間で休む時間も必要です。
そのために、周りの理解と協力が必要となるので、しっかりと家族と話し合う事が大切です。
追伸
子供は、みんなで育てるものです。
困ったことは1人で抱えないで周囲に相談してみましょう!
必ず、解決方法があります。(^▽^)/