プールや水遊びが楽しい季節がやってきました!
我が家では、髪が長いと濡れた後、乾くまでに時間がかかったり、プール帽子の中に入れるのが大変だったりするので、プールを前に髪を切るのが恒例になっています。
しかし、長男が小さい頃は、髪を切るのが苦手で、身体を抱きかかえておさえる人と頭を押さえる人と美容師さん、3人がかりで髪を切っていました。
また、長女は、髪を切るが苦手なわけではないのですが、憧れのプリキュアみたいになりたくて、髪を切るのを拒否。。。
そんな長男と長女が、嫌がらずに髪を切るために教わった、3つの作戦をご紹介します。
1:ごほうび作戦
苦手なことも、あとでうれしいことが待っていると思うと頑張れるもの!
長男の時は、髪を切ったら、当時何よりも好きだったポテトを食べるのを、長女はガチャガチャをしに行くのをごほうびに決めました。
ごほうびを決める時のポイントは、定期的に用意できるものにすること!
髪の毛を切る機会は、年に何回か訪れるもの!
苦手なことを頑張ったら、欲しいもの何でも買ってあげたくなるのが親心ですが、年に1回の誕生日プレゼントと同じようなものにしてしまうと、次から大変です。
そのため、ごほうびは毎回違うものでもOKですが、美容院の苦手意識がなくなってきても何かしらごほうびが必要になると思って、何にするか決めるのがポイントです。
もし、ごほうびを前もって用意できる時は、美容師さんから渡してもらうのも効果的だそうです。
2:スケジュール作戦
髪の毛を切るのが苦手なのには、それぞれの理由があると思うのですが、小さな子ほど『慣れていないことへの不安』が大きいそうです。
その不安をやわらげるために効果的なのが、スケジュールを伝えること!
1 美容院に行く
2 ケープをかけて、髪を切る
3 かっこよくなる、かわいくなる
4 ごほうび
例えば、上のような感じで、美容院に行って、ごほうびがもらえるまでの流れを伝えます。
長女のように、理想のキャラクターになりたくて、髪を切りたくない場合は、他の好きなキャラクターで、髪の短いキャラクターを探して、そのキャラクターみたいになれると話して、納得してもらいました。
言葉だけでもOKですが、小さな子には、絵や写真で流れを伝えてあげるのも効果的です。
私自身「自分が描いた絵で伝わるんだろうか。。。」という不安があったんですが、意外と棒人間みたいな感じでも伝わりました!
それでも絵が不安な方は、『美容院 視覚支援』で検索すると、いろいろな素材が出てくるので、活用してみてください。
上のイラストも無料で使えるものを組み合わせたものです。
また、本人の髪を切った後の写真を撮っておくと、次からその写真を見れば美容院がイメージできるので便利です。
絵を描いたり、スケジュールを作ったりする時間がなくても、この写真1枚見るだけで伝わる場合もあります。
背景を消すと、切る場所が変わっても受け入れやすくなるそうです。
3:とにかくほめる作戦
1番重要なポイントが、とにかくほめること!
家族はもちろん、保育園の先生、協力してもらえる方みんなにほめてもらいましょう。
「カッコよくなったね」「かわいくなったね」
「(好きなキャラクター)みたいだね」
長女の場合は、美容師さんにも好きなキャラクターみたいになれると言って髪を切りに来たことを話して、切っている間も切り終わった後も、長女に話を合わせて、すごくほめてくれたので、ご機嫌で髪を切ることができました。
まとめ
髪を切るのが苦手な子でも、少しでも抵抗感を減らして、髪を切れるようになる方法をご紹介しました。
我が家の長男の場合は、何回か繰り返すうちに習慣になって、今でもうれしそうではありませんが、いつの間にか黙って一人でもイスに座っていられるようになっていました。
3つの作戦の他に、乗り物イスに座って、DVDを見ながら、髪を切ってもらえる美容院を利用するようにしたのも、落ち着けるようになった理由の1つかもしれません。
この3つの作戦は、髪を切るときだけでなく、病院に行くときなど、ちょっと苦手なことに挑戦するとき、初めてのことに挑戦するときにも、応用できます。
成長するにつれて、慣れていくことではありますが、できるだけ親も子も大変なことは避けたいもの。
ひと手間かかりますが、困ったときは試してみてはいかがでしょうか。